田口高校PTAだより 3月号 

<第71回卒業式 卒業おめでとう>

林業科が丹精込めて作った花々に飾られた体育館を会場に、今年度の卒業式を3月1日に行いました。卒業生42名(普通科23名、林業科19名)は、地域の来賓のみなさん、保護者の方々、後輩や恩師の祝福に囲まれ、学び舎田口高校を巣立っていきました。卒業生代表の答辞では、若者の力やその可能性が語られました。また、田口高校の生徒数の少ないことこそ「いいところ」だと伝えてくれました。高校卒業後の進路はみなそれぞれ違いますが、今後の活躍をお祈りします。頑張ってください。
 ところで、卒業式に先立って、PTA会長と副会長の方、合せて3名が校門に立ち、卒業生やその保護者の方、在校生へのあいさつ運動を行ってくださいました。浅井会長の祝辞でも、社会人としての基本的なマナーである「あいさつ」の大切さが語られました。卒業生のみなさんは、社会人最初の一歩として、ぜひ「あいさつ」を実践してください。

田口高校PTAだより 1月号

 <命の教室>

思春期の心と体について学び、性を通して命を大切にすることを学ぶために、2年生の総合的な学習の時間では、1月24日に「命の教室」を行いました。
 新城保健所の保健師さんより、妊娠とはどういうことか、ライフサイクルや妊娠出産の実際について講義していただきました。続いて、豊橋の助産医さんより、医院であった様々な事例をもとに、どう性と向き合うかお話いただきました。
 家族や友だちとも話しにくいテーマですが、事前アンケートや多くの事例をもとにしたプログラムで、生徒にとって貴重な機会となったはずです。

<卒業に向けて>

3年生の高校生活もあとわずかになりました。センター試験が終わり、受験勉強の追い込みで頑張っている生徒もいますし、卒業後すぐに就職内定した会社に通勤するため、自動車学校に通っている生徒もいます。
 1月10日の総合的な学習の時間では、「スーツの着こなし講座」を行いました。身だしなみの意味やスーツの着方、ネクタイの結び方などを、洋服店の方に直に教えていただきました。1月24日には、レストラン花遊さん(新城市玖老勢)を会場に、食事の作法を勉強しました。お料理のいただき方などの細かな作法について、お招きした装賀きもの学院の先生から教えていただきました。どの講座も、卒業後すぐに必要となるもの。生徒たちは来たる社会人生活に向け、気持ちを新たにしました。

田口高校PTAだより 12月号

 <しっかり学んだ沖縄修学旅行>

2学期も残り2週間となった12月12日(水)から14日(金)までの2泊3日、2年生が修学旅行で沖縄へ行きました。初日は、ひめゆり平和祈念資料館や糸数アブチラガマを見学しました。同年代の学生が悲惨な体験をした現場を目の当たりにして、生徒たちは平和の尊さを実感することができました。2日目は、首里城や佐喜眞美術館の見学をしました。佐喜眞美術館では隣接する普天間基地を遠望し、北部に移動するバスの車窓からは、延々と続く米軍基地を見ました。いまだに基地に囲まれて生活する沖縄の実情にも触れました。そして、ようやく青空が顔を見せた最終日は、美ら海水族館を見学しました。沖縄の美しい海をバックに、見事なイルカショーに歓声をあげました。
 濃密な日程でしたが、生徒は平和の尊さや沖縄の文化と自然を存分に学ぶことができました。沖縄への修学旅行は、今年度が最後。来年度は、新たに広島への修学旅行となります。

<仕事について体験しました>

3年生の進学希望者の受験も大詰め。これから受験する生徒は、学校で毎日追い込み学習を続けています。
 期末テストが終わった12月3日(月)、下級生も自らの進路目標を具体的にするため、体験型進路ガイダンスに参加しました。進路希望別に15の会場に分かれ、大学や専門学校、進路情報会社の講師の先生方から、仕事の実際や受験に向けた準備のお話を聞き、講座によっては実際に道具を手にして体験しました。漠然とした希望からステップアップし、しっかりとした準備に取り組み始める機会になってくれたらと思います。

<ネットモラルについての研修を行いました>

12月20日(木)、スターキャット・ケーブルネットワークの講師をお招きし、「保護者のためのネットモラル塾」をPTA懇談会を利用して行いました。お子さんたちを取り巻くネットのトラブルの現状や、家庭でのルール作りについて、参加した保護者のみなさんに学んでもらいました。今回の研修を生かし、親子でネットについての知識を深めてほしいと思います。講師の先生からは、大切なのは親子のコミュニケーションだとお話がありました。冬休み中は、ぜひ親子で話ができる時間をたっぷりと取っていただきますよう、お願いいたします。

平成30年12月14日 ・12月12日〜14日の第2学年修学旅行につきまして、12月14日の中部国際空港〜田口高校間の予定時間は以下のとおりです。

 12月14日復路…中部国際空港発18:55、刈谷ハイウェイオアシス通過19:25、(新東名高速道路経由)、
            道の駅・もっくる新城着20:07、滝上バス停着20:15、田峯バス停着20:30、
            田口高校着20:45

 なお、復路の到着予定時間は交通状況により変わります。メール配信の登録をされた方にはメールにて到着予定をお知らせします。また、逐次連絡を取っていますので、不明な点は電話にて田口高校までお問い合わせください。

平成30年12月12日 ・12月12日〜14日の第2学年修学旅行は、無事出発することができました。早朝よりご協力いただき、ありがとうございました。

平成30年12月11日 ・12月12日〜14日の第2学年修学旅行につきまして、12月12日の田口高校〜中部国際空港間の予定時間は以下のとおりです。

 12月12日往路…田口高校集合5:20・出発5:40、道の駅・もっくる新城集合6:15・出発6:20、
            (新東名高速道路経由)、中部国際空港着7:30

早朝の集合・出発となります。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

田口高校PTAだより 11月号

<みんなの「青春の1ページ」>

「田高物語〜開け青春の1ページ〜」をテーマに、本年度の文化祭を11月2日(金)に開催しました。澄み切った青空に穏やかな風が吹き、絶好の文化祭日和となりました。新聞で自然薯販売のことが報道され、来場者数の減小が懸念されましたが、例年より若干少ない程度で、今年も多くの方にご来校いただきました。
 PTAは、恒例のリサイクルバザーと焼鳥・お団子の模擬店を行いました。保護者の作品展示も、例年以上に充実させることができました。また、生徒の登校時間には役員が校門に立ち、生徒への「あいさつ運動」も初めて行いました。
 生徒会執行部が中心となって、生徒、教職員、PTA役員のみなさん全員で文化祭を創り上げました。「青春の1ページ」にふさわしい、楽しくて活気に満ちた文化祭になりました。

<2年生の体験学習>

林業科2年生は、安城にある愛知県農業教育共同実習所で、農業機械実習を行いました。
 11月6日(火)〜9日(金)、高校での実習では体験できない、エンジンの組み立てやトラクターなどの操作を、3泊4日の泊まりがけで勉強しました。高校にもどってからも、あいさつの声が大きくなるなど、生徒にはとても実りの多い実習になりました。
 普通科2年生も、11月8日(木)の「総合的な学習」の授業を利用して、福祉体験実習を行いました。山嶺教室の生徒といっしょに山嶺教室の先生方から、車イスの方の介助の方法や、手話のひとつである指文字を勉強しました。健常者にはわからない、障がい者の生活の不便さについて気付くことができました。日常生活や今後の進路選択にも生かしてほしいです。

<保護者懇談会においでください>

12月20日(木)15時00分より、PTA懇談会を実施いたします。今年度は「保護者のためのネットモラル塾」と題して、高校生の巻き込まれやすいネットのトラブルや家庭でのルール作りなどについて、専門の講師による講演会を行います。お子さんのネット利用について、お悩みの方も多いかと思います。お誘い合わせのうえ、ぜひご参加ください。

田口高校PTAだより 10月号 その2

<貴重な自然に触れました>

設楽町大名倉地区の希少生物を観察し、湿地環境の保全について考える環境学習会を行いました。普通科自然探究コース2年、普通科1年生が参加し、雨交じりの肌寒い天気でしたが、湿地での生物採集と観察に元気に取り組みました。
 設楽ダム工事事務所の方を講師に、採集した生物の種類や名前調べ、生態系ピラミッド作りなど、奥三河の貴重な自然環境について学びました。

<文化祭においでください>

 今年度の田口高校文化祭は、11月2日(金曜日)に開催します。
「田高物語〜開け青春の1ページ〜」をテーマに、元気な田高生の姿を見ていただける多彩な企画を準備しています。ぜひ、田口高校文化祭にお出でください。開場は10時00分で、販売は10時30分から始めます。13時00分からは、体育館でのステージ企画もありますので、併せてご覧ください。
 なお、駐車場が限られております。徒歩や乗り合わせでの来場にご協力ください。また、今秋の大型台風などの影響で、文化祭では「自然薯の販売」を行いません。毎年楽しみにしてくださる方には申し訳ありませんが、どうぞご理解ください。

田口高校PTAだより 10月号

<雨でも頑張りました>

台風21号や秋の長雨など、天候の不順な2学期のはじめでしたが、今年度の体育大会は9月12日(水)に当初の予定どおりに行いました。悪条件でしたが、生徒は全力で競技に取り組み、記憶に残る大会になりました。

前日も、時折雨が降る不安定な天気で、大会準備は、当日の朝に行いました。生徒と教職員の全員が協力して、なんとか1時間遅れで開会できましたが、その後もフィールド競技を中止したり、競技の順番を変えたりするなど、天候をにらみながらの開催でした。恒例の応援合戦も大会の最後に体育館で行い、大勢の保護者や地域の方に見守られながら、クラスで練習してきたダンスを披露しました。かけ声が体育館中に響き、悪天候をはね返す田高生の元気な姿を見ることができました。

<本格的な演奏を楽しみました>

 918日(火)、セントラル愛知交響楽団による芸術鑑賞会(ダイドー株式会社特別協賛)が本校の体育館で行われました。僻地や小規模校など、普段芸術に触れる機会の少ない学校を訪問して本格的な演奏会を行う催しで、今年度は、田口高校に来てくださいました。フルオーケストラによる演奏は圧巻で、クラシックの名曲だけでなく、親しみのある映画音楽やCMの曲なども演奏されました。楽器の紹介や、校長先生や生徒代表によるベートーヴェン「運命」の指揮者体験などもあり、盛りだくさんの内容でした。最後に田口高校校歌が演奏され、生徒は貴重な機会を存分に楽しみました。

<文化祭への協力をお願いします>

本年度の文化祭は、11月2日(金)に開催します。PTAの第2回役員会で、PTAは例年どおり模擬店とリサイクルバザー、作品展を行うことに決定しました。台風24号接近のため、先日予定していたPTA研修旅行は中止となり、本年度は研修旅行での作品を展示することができません。保護者のみなさまには、バザーへの商品の提供と併せて、作品展への出展にもご協力をお願いいたします。

田口高校PTAだより 8月号

<サマーセミナー>

夏休みまっただ中の8月1日から、1泊2日でサマーセミナーを行いました。中高連携事業の一環として、連携中学校の一年生全員が、鴨山演習林で様々な活動をしました。初日は、林業科3年生が、枝打ちや下刈りなどの育林技術を披露したり、地元の味である五平餅作りを中学生に教えたりと、ホームグランドである鴨山で培った技を発揮しました。翌日は、普通科2年生が、ゲームやカレーライス作りを一緒に楽しみました。連携中学校出身の田口高校生は、自分が中学生のときにも参加した行事です。今度は先輩として中学生の指導をすることができました。中高連携の輪が繋がっています。

<頑張る夏休み>

夏休みも残りがあと僅か。勉強に部活動に、生徒たちは充実した毎日を過ごしています。夏休みの進学補習に参加した生徒は、この夏の酷暑にも負けずに勉強に取り組みました。林業科では、夏季実習や名倉カントリークラブでのインターンシップも行いました。
 部活動でも、夏休みには普段できない活動に取り組みました。陸上競技部や剣道部は地区の合同合宿や練習会に参加しました。ボランティア部は、一日警察官に委嘱され、地域防犯活動のお手伝いをしました。軟式野球部は、今年度も全国高等学校軟式野球選手権愛知県大会に出場しました。田口高校の部活動は、部員数が少ないのが悩みですが、目標を持って取り組んでいる生徒がたくさんいます。

田口高校PTAだより 7月号

<1年生 鴨山へ>

1学期ももうすぐ終わり、夏休みになります。新入生は、田口高校での生活にもようやく慣れつつあります。

中間考査後の5月30日から林業科1年生が2泊3日で、6月4日からは普通科1年生が1泊で鴨山演習林に出かけ、田口高校の歴史や、演習林の自然について勉強をしてきました。林業科1年生にとっては、3年間に6回行われる演習林実習の最初の回。実習の心構えや道具の扱い方など、作業の基本を学びました。普通科の生徒にとっては、クラスの仲間で宿泊する貴重な機会でもあり、長距離の山歩きや、炊事などをみんなで協力して楽しく行うことができました。

<お仕事フェア2018を開催しました>

7月2日(金)、地元の企業を知り、地域への就職を考えるきっかけとして、今年度も「お仕事フェア」を田口高校で開催しました。今回から設楽・東栄・豊根3町村との共催になり、設楽、津具、豊根、東栄4中学校の2年生も参加しました。

会場の体育館には、官公庁、建設土木、農林漁業や製造業、介護福祉、サービス業など、地元16の事業所がブースを構え、生徒に熱心にお話しをしてくださいました。中には同窓生や保護者も多数みえ、地域の職場らしい「顔の見える」説明会となりました。将来、地域を支える田口高校生がたくさん生まれることを期待しています。

<命の大切さを考えました>

夏休み直前の7月12日(木)、少年犯罪被害当事者の会 一井彩子さんをお迎えし、夏休み事前講話を行いました。ご自身のお子さんが理不尽な犯罪のために命を落とした過酷な経験をもとに、少年犯罪の現実や被害者の心情、周囲の人を思いやり、人の傷みがわかるようにすることなどをお話しいただきました。講演を通して、命の大切さ、尊さを教えていただきました。

田口高校PTAだより 5月号

<新しい1年が始まりました>

新年度が始まりました。4月6日に行った入学式では、新入生31名(普通科13、林業科18)が、大竹校長先生より入学を許可されました。高校生活への期待や不安で緊張した面持ちでしたが、代表生徒の力強い宣誓で田高校生活をスタートしました。今年度は入学生が少ないのですが、田口高校のスローガン「一人ひとりを大切に」を存分に生かし、逆に「小規模校だからできる」高校生活を満喫してほしいと思います。なお、清和寮には、新たに7名が入寮しました。親元を離れて、先輩たちと過ごす集団生活です。頑張ってください。

<先生方の異動がありました>

今春の定期人事異動により、宮本洋(理科)、森(農業)の2名の先生と鈴木(事務長)が、他校に転出しました。家庭科の竹内先生は、再任用を終了し、本年度から非常勤講師として引き続き本校に勤務されます。4月27日に行った離任式では、宮本、森両先生から、他校で勤めて改めてわかった田口高校の良さや地域の魅力などのお話をいただきました。お世話になった先生方からの最後の教えを、生徒たちはしっかりと心に刻んだことと思います。なお、深井(理科)、青山(農業)、栗野(家庭)の3名の先生と堀(事務長)の4名が、新たに着任しました。どうぞよろしくお願いします。

<上級生も始動!>

新学期が始まりました。

3年生は進路決定に向けて意識を高めるため、4月19日に見学旅行に行きました。進路希望別のコースで、進学希望者は、中部大学・慈恵福祉保育専門学校での体験授業や施設の紹介をしてもらいました。就職希望者は、新城公共職業安定所に続いて、大森木材・OSG・松栄電工という各社を訪問して業務内容を伺いながら、「働く」ということについて考えました。

 林業科の鴨山演習林も、春を迎えて「山開き」です。冬の間に積もった道路の土砂を掃除し、道具の整備も行いました。4月18日から20日まで、林業科2年生が今年も最初に山に入り、1年間安全な実習ができるよう願いながら作業を行いました。